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威海と日本――“一時間経済圏”を構築

10月27日、「山東と世界500強の連線」威海-日本の経済貿易協力交流会が開催された。青島駐在総領事館の井川原賢総領事はイベントに出席し、祝辞を述べた。市委員会書記の張海波氏がゲストと対談。市委副書記・市長闫剣波氏が挨拶し、司会は副市長の楊麗氏が務めた。日本貿易振興機構青島代表処など駐中機構の責任者、威海投資の主な日系企業代表者および一部の日系機構の責任者・企業代表者約150人のゲストが、オンラインでイベントに参加した。

威海は投資貿易、クロスボーダー、サービス貿易など多くの分野で日本と緊密な協力関係を維持してきた。今までに、全市には120社の日本企業が投資・興業し、1227社の当地企業が日本と貿易している。今年1-8月期において、全市の対日貿易輸出額は105.2億元で、前年同期より9.6%増加した。

井川原賢氏は式辞で、今回の経済貿易協力交流会をきっかけに、双方がより多く、より広い分野で協力を展開し、より大きな成果を上げ、互恵・ウィンウィンを実現するよう推進していきたいと述べた。

張海波氏は次のように述べた。企業は威海に定住して以来、威海と一連の実務的な協力を展開、プロジェクトを急速に推進し、発展の勢いは良好である。

闫剣波氏は挨拶の中で、世界が手を携えて疫病に対抗し、経済成長の回復に努力すべき肝心なこの時期、威海は一流のビジネス環境、専門化したサービスで、日本企業と共に、美しい未来を創造しようと述べた。

会議では、日本貿易振興機構青島代表処所長の吉川明伸氏、日本卓球選手の福原愛氏が挨拶した。威海への日本企業誘致は、威海市日本商務代表・CANDZコミュニケーション株式会社の陳錚社長が推進した。

ソフトバンクテクノロジー株式会社の大塚泰弘副会長は、2016年の威海市への定住以来、ソフトバンクプロジェクトは当初の構想通り、すでに機能が完備したグローバルなアウトソーシングのソフトウェアパークに成長してきた。ソフトバンクは威海で既存業務をベースに、より多くのアウトソーシング及びBPO、ITO分野の業務を引き継ぎ、さらに威海で「コードアップ」を行う。との威海事業の発表を行った。

日立グループはもうすぐ威海で「2歳の誕生日」を迎えることになり、龍山湖知恵養老センタープロジェクトもその際にスタートする。

日本豪雅株式会社の本部長・豪雅光電技術(威海)会社の鄒学禄会長は現地での投資経験を分かち合い、「第3期増資を進めており、来年5月頃までに豪雅の光学ガラス生産業務の8割以上を威海に移転する計画だ」と述べた。